Chus チャウス 那須の大きな食卓

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2016/10/18 Tue

大根の市村農園さん。

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那須塩原市市村農園さんに
畑を見せてもらいに行ってきました。

塩原の温泉街を抜けて山道を行くと、
山間に拓いた広大な土地が見えて来ます。
那須塩原市を代表する農家さん、市村農園さん。

今が旬の塩原高原大根の作り手でもあり、
この時期の塩原地域の直売所にはたくさんの大根が並びます。
この大根はファンが多くて一日に数百本の大根が各直売所で売れるそうで
収穫の時期、とても忙しい時期でしたが快く見学させてもらいました。

朝と昼に20度の寒暖の差があるそうで、
霜が降りるこの時期は大根の甘みが増すとても美味しい時期だそうで
収穫後その場で味見させてもらいましたが
みずみずしくほのかに甘みも感じられるとてもスッキリした味でした。

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収穫した大根は写真のように沢水をためたプールで泥をおとして、並べていきます。
一日数千本を出荷するそうで(写真の並んでいるのは300本くらいだそうです。)
作業が如何に大変かがわかります。
この日は気温がとても高かったので水も気持ち良かったですが

気温が低い時期はとてもつらい作業だそうでそれでも笑顔をたやさずに
どんどんあらっていきます。
この大根、実はあまり市場にでまわらないそうでほとんどが直売所で売り切れてしまうそう。
Chusにいつも納品してくださるのはとても貴重なことなのだと改めて感じました。

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洗い上がった色白の大根たち。
ここから一日冷蔵庫で寝かせてからの出荷をするとのことで、
その方が鮮度が保てるのだそう。

4月の土作りからこの時期までの収穫まで
とても手間のかかる作業。
それが一本150円でお店で売っているってことに
改めて農家さんの労力により食卓がゆたかになっていることに気づかされました。