Chus チャウス 那須の大きな食卓

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2019/03/13 Wed

Costa Rica .1

もう先月の話になりますが、日本のほぼ裏、中南米はコスタリカにコーヒーと環境についての社会科見学に行って来ました。

コスタリカってどこ?

ってかたにmapで位置を確認しましょ。(実は僕もよくわかってなかった)

メキシコとコロンビアの間に位置する人口490万人の小さな国。
(メキシコってどこ?かたはもうよみとばしちゃってください)
国の端から端まで車で一日あれば行けちゃうくらいの規模感です。

僕にとってのはじめての「赤道直下」「コーヒー農園」とイメージしているとその先に連想するのは「途上国」とか「プランテーション農業」とか。
何せ日本のメディアからは全くといっていいほど情報が無い国。

でも、コスタリカについてちょっと調べるとおよそ70年前に(世界大戦後ね)日本やスイスと同様、永世中立国になっていて、先の2カ国と違うのは軍事資金の代わりに教育にお金をかけている。(日本もそうすればいいのに。)
それに水力などの再生可能エネルギーを使用して国内の90%以上の電力をまかなっていたり。そして日本より国民の幸福度(デンマークとかブータンが高いあれね。)が抜群に高いという先進国、日本が学ぶ事ばかりの国でした。

コーヒーは農作物

そんな予備知識も行きの機上で学んだ僕ですが、今回は友人のAbout Life Coffee Brewers / ONIBUS COFFEE が主催するコーヒー農園の視察と環境についての勉強ツアーに参加してきました。
数日にわたり大小様々な農園を視察させてもらえましたが、主に見学させてもらったのは「マイクロミル」と呼ばれる少量生産で高品質の農園です。
コーヒー屋でもない僕が農園に行って生産者にあえることはとても貴重な体験です。(もしツーリストで行こうと思うと農園とのアポとアクセスを考えると難易度めっちゃ高い気がします。)

1800mを超える高地で大自然に囲まれた中にある農園で収穫体験もさせてもらえました。

 約30分くらいやってこのくらいの収穫量。

 このコンテナ(12kg)が一杯になってようやく手数料がもらえるそう。その額2ドル!だそうです。僕がやったら4.5時間かかりそうでした。時給いくらだろ・・・

日常に飲んでいる芳しく黒い飲み物「コーヒー」は果物の種が発酵したものから出来ていて、日頃食べている野菜や果物と同じ様な農作物なのだなと改めて実感できました。そして地球の裏側でこの重労働を笑顔でこなしている人達がいてくれてはじめて飲めることも。
2につづく。

PHOTO BY HIROKI (About Life Coffee Brewers)1