Chus チャウス 那須の大きな食卓

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2016/02/20 Sat

さやあかね

さやあかね
岩手県盛岡から種継百姓の田村さんの
じゃがいも「さやあかね」が入荷しています。

赤味のある皮が特徴で甘みがあってとても風味がよくとても美味しいです。
Chusではマッシュポテトにしてますが芋本来の甘みがひきたっていてやみつきになります。

田村和大
このさやあかねを作っている田村和大(たむらかずひろ)さんCosmic seedという作物から種を採りまた植える=自家採種を広げる団体の代表でもあり、活動家でもあります。

私たちが日常的に食べている野菜の種のほとんどは種を買ってきて
植えられている事実があります。

種を買って植えることで品質は担保でき歩留まりが少なく出荷できる確率が高くなるそうです。
もちろん種を買って植えることが悪いことでは無いと思いますし、私たちの暮らしの根幹である食料を担保することは合理的栽培方法が担っていることが事実です。

人間の子供のように同じ親から生まれた子供達は身長や体つき、顔など似ていても違う様々な兄弟
がいたりします。それと同じように作物も種を採りその種をまた播くと大きさや形など様々なものが収穫されます。規格がそろわない、それは流通にとってとても不利に働き安くなってしまったり、買ってもらえなかったりします。

「かたちがさまざま。」
でも、それって当たり前のことで自然なことじゃないかなと思ったりもするわけで、田村さんと直接取引しているChusにとっては規格がそろっている必要なんかありません。曲がっていたって、歪だって、美味しくて元気な野菜達です。

Chusは農薬を使う農家さんも、無農薬で自然肥料を使う農家さんも取引しています。
一概に農薬を使うといっても、食の安全と一定量の収穫とのバランスを考えて最低限のタイミングで出来るだけ使わないようにしている減農薬栽培されている農家さんであったりみなさんそれぞれのポリシーにのっとった栽培方法をされていることを尊重します。

今回紹介させていただいた田村さんもその一人。
いろんな栽培方法がありますが、私たち食べる側が「知って」「食べる」
そんなMARCHEマルシェにしていきたいです。