人口9,600人の小さな町「宮崎県 都農町」から考える未来のまちづくり
株式会社イツノマ 中川敬文氏 × 株式会社GOOD NEWS 宮本吾一氏
【ご予約はこちらから】
ーやっていることは未来のことー
人口減少が始まった日本の中で、特に課題を抱える地方。
中川さんがまちづくりに取り組む宮崎県都農町では2020年に人口が1万人を切り、高齢化率は38%となっています。例外なく私たちが住む那須も人口減少・老齢化していく中で、大人世代が台頭するのではなく「子どもたちに未来を託す」ように町づくりを行っている中川さんの挑戦から、その課題解決のヒントが見つかるかもしれません。
ぜひ、一緒に中川さんの体験談から未来のまちづくりについて学びませんか。
【ご予約はこちらから】
ーイツノマ事業例ー
[こども参画まちづくり]
2021年3月に高校が廃校となった町。唯一の中学校となる都農中学校で4月より各学年、年間15時間の総合学習の時間を独自のプログラム「つの未来学」開講。自分たちが取り組んでいるリアルなまちづくりを題材に、中学生とまちの課題に取り組む。気候変動対策で300個のアイデアを出したことがきっかけに、町として「ゼロカーボンタウン宣言」を県内4番目の速さでの表明に至った。
具体的なゼロカーボン対策として、小学生の選抜チーム「GreenHope」を結成。毎週水曜日に2時間の話し合いやアクションを重ね、毎年3月には「ゼロカーボンU-18議会」を開催、政策提言を行う。昨年度は、商店街に木と花を植えるための予算として100万円の申請、議会全会一致で承認される。
2023年5月より、中学生の部活の一環として地域クラブ「まちづくり部」を創部。5名の部員とともに、毎日、まちづくりについて自分たちがやりたいことを実践中。
「つの未来学」「GreenHope」「まちづくり部」3つの活動に共通のアウトプットとして、商店街の空き地で毎月1回、花とみどりで商店街を元気にすることをテーマとする「みちくさ市」を開催。GreenHopeは主催者の一団体として、まちづくり部は飲料などの出店、つの未来学では将来的な常設広場に向けての企画を担当し、リアルなまちづくりにこどもが参画できるしくみづくりに挑戦中。これらの取り組みに対し、日本都市計画協会が主催する第15回「日本まちづくり大賞」を受賞。
【ご予約はこちらから】