まだまだ知られていないようなので。
Ｃｈｕｓはこの那須地域のみーんなで作ったマルシェ「那須朝市」から生まれました。
那須朝市は年二回、那須高原にある閉校してしまった小学校、旧室野井小学校を那須町より会場をお借りして開催されています。
今年の秋の那須朝市を先週末に開催され、強風の中正直描いていた開催とはなりませんでしたが
那須は自然ゆたかな場所。
人の暮らしはどちらかというと自然の中にちょっとだけ場所を借りていさせてもらっている。
ここ那須で開催し続けるってことは「何も無い」ことがむしろ希なのかもしれません。
どんなに飾ったところで風が吹けばすべてが吹き飛ばされます。
自然の中で暮らしていることへの再認識。
そしてだからこそ美味しい食材があり、素晴らしい景色がある。
今回の強風で「自然と寄り添いながら開催する」ことを考えるためのメッセージを受けた感じがします。
そして閉会後にボランティアのみんなと曲がってしまったテントのフレームをひとつひとつ直しているときに学生の一人が
「なおるもんですねー」
とつぶやいていました。
もしかしたら、「直す」といった概念は圧倒的な自然への対応力、寄り添うことなのかもしれません。
試みては失敗し、精査しては少しだけ成功したと思い喜んで、また新しいことに挑戦する。
みんな仕事を持ちながらも智恵と力を集めて進めてきた那須朝市がまたひとつあたらしい課題を与えられたような気がしています。
長くなりましたが関係者の方々、本当にお疲れ様でした。
とても疲れているでしょうからお体ご自愛ください。
2日間にわたってご来場いただきましたお客様、強風の中不備があったかとおもいますが笑顔でいてくださいましてありがとうございます。
来年は2月7日(日)に真冬の那須朝市を考えております。
詳細はあらためて。
Ｐｈｏｔｏ