Chus チャウス 那須の大きな食卓

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2021/02/13 Sat

ソーシャルプロダクツ・アワード2021『生活審査員賞』を受賞


「バターのいとこ」が、第8回ソーシャルプロダクツ・アワード2021『生活審査員賞』を受賞

Chusの一角にある小さな小屋からスタートした那須のしあわせ新銘菓「バターのいとこ」が、この度、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する『ソーシャルプロダクツ・アワード 2021』の年度テーマ(障害者の生きがいや働きがいにつながる商品・サービス)において、生活者審査員賞を受賞致しました。

森林ノ牧場をはじめとする生産者さんや、製品づくりに関わる地域の仲間、私たちの商品を知って下さり、美味しく食べてくださった皆様、すべての方に感謝致します。

これからも、食べる人、生産者、地域の方と“三方良し”の取り組みで、皆が笑顔になる美味しいお菓子づくりに精進してまいります。
そして、よりたくさんの方の食卓が、さらに豊かになりますように。

これからも「バターのいとこ」をどうぞよろしくお願い致します。

※Chusでもお取り扱いさせていただいている、ココ・ファーム・ワイナリーさんの赤ワイン「陽はまた昇る」も同アワード・同テーマ内の優秀賞を受賞されました!

▼ソーシャルプロダクツ・アワード2021受賞商品の詳細はこちらからhttps://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2021/


■審査員コメント
無脂肪乳という未活用資源に対する着眼点もさることながら、そうした地域の課題を就労支援施設で解決する仕組みを構築した点がすばらしい。障害者雇用の実績や待遇も高水準で、OJT やジョブローテーション、こまめな面談をふまえて業務配置するなど、当事者が働きやすい環境をととのえている。さらには、「バターのいとこ」を那須の新たな銘菓として広めようとする積極性も、高く評価できる。ユニークな商品名とかわいらしいパッケージデザインは、観 光客の目を引くこと請け合いである。食べると口いっぱいに広がる濃厚なミルク感は、通常は廃棄されてしまうバターの副産物とは思えない驚きと充実を感じてやまない。

■「バターのいとこ」とは?
脱脂乳を使用した那須銘菓「バターのいとこ」。ミルク感たっぷりのジャムをバターが香り立つゴーフル生地でサンド。「ふわっ・シャリッ・とろっ」の3つの食感がたのしい。北海道に次ぐ生乳の生産量が多い栃木県那須。小規模酪農家が牧場独自の味を楽しめる「クラフトバター」をつくる新たなこころみをしている。しかし、生乳からバターになるのは4%。残りの90%は脱脂乳となり安価に流通。結果、バター価格は大手乳業よりも破格に高くしなくてはならなかった。その課題を「地域課題」としてとらえ、脱脂乳を使用した「バターのいとこ」にして製造販売。2020年8月現在で15名の障害者を雇用おり、地域も作り手も事業者も「三方良し」となる取り組み。

■ソーシャルプロダクツ・アワードについて
持続可能な社会の実現につながる優れた「ソーシャルプロダクツ」(※)について、社会性と商品性の両面を評価する表彰制度です。今回で8回目を迎え、各業界のプロフェッショナルによる審査員と、一般公募の生活者審査員により審査を行い、各賞を決定しています。

※ソーシャルプロダクツとは、エコ(環境配慮) やオーガニック、フェアトレード、寄付つき、地域や伝統に根差したものなど、人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、購入者が持続可能な社会づくりに関する行動や団体とつながることができるものをいいます。